老犬(大型犬)の介護事情:寝床編

床ずれが治った…きっかけは寝床の見直しでした。

立ち上がれなくなったうちの子(ラブラドールレトリーバー、15歳)にできた床ずれ――思い切って寝床を見直したことで、回復に向かいました。

同じように悩んでいる方の参考になればと思い、記録しておきます。

目次

快適そうに見えた寝床が、床ずれの原因に

今までは、床に敷いた薄手のマットの上に毛布を敷いて寝かせていました。

季節によって毛布の厚みを変えるくらいで、特に不満もなさそうだったので、そのままにしていたんです。

でも、ある日を境に立ち上がれなくなり、寝たきりの状態になってしまいました。

そのころから、同じ体勢で寝ている時間が長くなり、腰の骨が出っ張っている部分に赤くただれたような傷ができてしまいました。

よく見ると、皮膚に小さな穴が開いたような状態で、これは床ずれだとわかりました。

最初は赤みとただれだけでしたが、数日後にはその周囲の毛がすっかり抜けてしまい、とても痛々しい状態になってしまいました。

骨が出ている部分には、マットと毛布だけでは十分なクッション性がなかったのだと思います。

寝返りだけでは床ずれは改善しなかった

そこからは、定期的に寝返りをさせるようにしました。

3~4時間おきに向きを変えて、少しでも圧がかからないようにと気をつけていましたが、なかなか傷は良くなりませんでした。

大型犬は体重があるぶん、どうしても一点にかかる圧力が強くなってしまうのだと思います。

寝返りをさせてもなかなか改善が見られず、夜中に鳴くことが多くなりました。
きっと痛くてたまらなかったのでしょう。

犬用ウォーターベッド

同僚のひと言がヒントに

ある日、職場でこの話をしたところ、同僚が「犬用のウォーターベッド、知ってる?」と教えてくれました。

「体圧が分散されて、床ずれにいいらしいよ」と。

正直、半信半疑でしたが、試してみることに。

ウォーターベッドに変えてからの変化

使い始めてすぐには大きな変化はありませんでしたが、数日後には夜中に鳴かなくなったことに気づきました。

きっと、寝心地がよくなって痛みがやわらいだのだと思います。

その後、傷が少しずつ乾いてきて赤みも引いてきました。
1ヶ月ほど経ったころには、毛も生え始めていて、驚くほどきれいになっていました。

教えてくれた同僚に感謝です!

また、3~4時間おきに寝返りをさせることは必要ですが、夜中に鳴かなくなったおかげで、私も寝られない日々から解放されました。

犬にも私にも穏やかな時間が増え、心身ともに楽になったように感じています。

私が購入したベッドはこちらです

[ DOGS 犬のウォーターベッド 3L ]

ウォーターベッドには蒸れ防止のため、必ずカバーをかけてあげてください
蒸れを防ぐことで、快適に過ごせるようになりますし、衛生面でも安心です。
適度な通気性のあるカバーを使用することをおすすめします。

大型犬には3L以上のサイズがおすすめです。

うちの子は立つことは出来ませんが、起き上がろうと動く際にベッドからずり落ちてしまう事があるので、べッドガードも取り付けました。

ベッドガード:
[ Wakouasu クッション ベッドガード ]

まとめ:寝床は、体を支える大事な環境

今回のことで気づいたのは、寝床の環境が犬の体にとってどれだけ重要かということです。

ウォーターベッドは少し高価ではありましたが、あのとき思い切って変えて本当によかったと思っています。

介護は長期戦になることが多いため、できるだけ犬の負担を減らしてあげることが、結果的に飼い主の負担も軽くすることに繋がると思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました😊

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